2012年3月4日日曜日

音楽の力

「制作日記 山口直美」
3月1日、楽士で集まって、曲に取り組みました。その日はバッハのイタリアンコンチェルトでした。
実は、このところ、体調を崩して、フルートにあまりさわれなかった私は、不安な気持ちで参加していました。
でも、みんなで曲にむかい、曲の持っているエネルギーをくみとり表現しようとする作業や、みんなで作りあげるからこそ、より明白に感じないといけない自分の役割や、それにあった表現を発見していく作業は、とてもワクワクと心踊るものでした。
最初の不安はどこへやら、すごくエネルギーをもらえて、元気になりました。
またそれだけでなく、その日のフルートのレッスンは生徒さんにも、そのエネルギーをわけてあげられ、音楽を通していろいろな人が元気になったぞと感じた1日でした。
もう一言、いいたいのが、我々楽士の練習にあたり、いつも中心となり音楽の力を感じるように導いてくれる、齋藤さんの存在の大きさです。
いつも齋藤さんが、我々の気付いていないところを指摘したり、ばらばらの感じ方になっているのを、統一してくれることで、いつも、より深い音楽の世界へ導いてもらえるのです。それはとても素敵なひとときです!

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