モーツァルトほどの大天才でも、生きていくのは楽ではなかったようです。
アマチュアフルーティストからやさしい曲を書いてほしいと頼まれたモーツァルト。
当時まだ音程がしっかりと定まらなかったフルートという楽器は、モーツァルトはあまり好んでいなかったようです。それでも、6月8日に演奏する、フルート四重奏曲第1番のような素敵な作品が出来上がりました。
そして頼まれた曲数を仕上げ持っていくと、なんと!こんなの難しすぎる、約束が違う、ということで、決まっていた謝礼が半額にされてしまったのだそうです!
天才がこんな仕打ちを受けていたなんて......さぞがっかりしたことでしょう。
こうしてうまれた曲を、大切に演奏したいと思います。
斎藤明子
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