今回の公演の主役を担う、作曲家のカリカチュア。
イラストレーター斎藤融氏の作品です。
エマセネポーのギタリスト斎藤明子のお父様で、イラストレーターの草分け的存在、ずっと第一線で活躍してこられた方です。
作品はあっという間に出来上がり、その"物を生み出す集中力"には驚きでした。
先日のリハーサルでは、実際にその作品を並べて行いました。
アルベニス、ビゼー、石井眞木、ドビュッシー、バッハという顔ぶれ。
凄い存在感です!
絵を見るのが好きな私は、どんな風に描いているのか、観察してみました。
モノクロなので、太さの違う線だけで描き分けられているのですが、それらは全体像を構成するために、そこの空間に必然であるかのように存在していました。
その迷いのない線と、人物が勝手に語り出しそうな立体的な全体像。
わぁ!こんな演奏がしたい!!と思いました。
深く心に刻んだ瞬間でした。
当日は、これらの作曲家たちと演奏家との熱い共演をお楽しみ下さい。
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