2012年6月4日月曜日

アマデウス

「制作日記 山口直美」
私が大学生の頃 、アマデウスという映画が公開されました。
もちろん、モーツァルトの事を描いた映画です。
子供のまま大人になってしまった、それも人間としてできた人物とはとても思えないモーツァルトの姿に、衝撃を受けたものでした。
また、モーツァルトの非凡な才能を理解し、同じ作曲家として、妬み苦しんでいるサリエリとのコントラストが、忘れられないものでした。
モーツァルトが死の床で、最後の力をふりしぼって作曲し口ずさむレクイエムを、サリエリが必死に書き写しているシーンは忘れられず、また、最後、共同墓地にずだ袋にいれられたモーツァルトが、ドサッと棄てられるシーンに号泣したものでした。
再度映画館に見に行った映画は、アマデウスだけです。
この間、ある方と、この映画の話をしていたら、あの下品なモーツァルトに嫌な感じがして、いい印象を持っていないとの事でした。
人によって、いろいろに感じるものですね!
我々の演奏会も、人によって受けとめ方が違うと思いますが、なにかが、心に残るものであったらいいなあと思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿