2012年4月6日金曜日

355人


制作日記:なおやマン

355人

今回の公演をつくった人数です。
えっ?
エマセネポーって、そんなにメンバーが多かったの?
AKBや、モーニング娘。、おニャン子クラブよりもEXILEよりもメンバーが多いの?
ドリフターズや、フラワーダンシングチーム(オレたちひょうきん族)よりも多いの?

いえいえ、グルッポ・エマセネポーのメンバーは、7名です。
今回の公演は、ご来場頂いた皆様が参加して成り立つものです。
参加して頂いた皆様によって、雰囲気はもちろん、内容も変わっていきます。
今回、ご来場頂いたのは、なんと300名!の皆様!
皆様のお陰で、とても良い公演になりました!
本当にありがとうございました!!!

355名-300名(ご来場者の皆様)-7名(エマセネポー)=48名
残りの48名は、誰か?ですって?

出演者ではないですが今回の公演を支えてくださった方々です。

カチカチ帝国国民として、舞台で演技をしてくれた人達、
会場設営を手伝ってくださった方々、
当日、受付や誘導などをしてくださった方々、
照明など舞台演出等をしてくださった大賀ホールの方々、
チケットを販売代行をしてくださった方々、
ロゴやチラシ、パンフレットなどの制作やディレクションをしてくださった方、
パンフレットの絵を描いてくれたり構成をしてくださった方々、
チラシを置いてくださったお店や施設の方々、
後援をしてくださった行政や企業の方々、
告知をしてくださった雑誌や新聞、ラジオ、テレビの方々、
広報のご協力をしてくださった方々、
などなど
あげればキリがありません。

48人の、この方々を、頭文字をとって、AKB48と呼びましょう。

(A)ありがとうございます!
(K)軽井沢公演を
(B)バックアップして頂き。
の頭文字です。

あっ、でも、陰で支えてくれた方々などを含めると、48人以上ですね!

とにかく、とっても多くの方々と一緒に作り上げた、今回の公演。
感謝の気持ちでいっぱいです!
本当に本当にありがとうございました!!!

さあ、次回はどんな方々が、ご来場くださるのでしょうか?
それによって、どんな公演になるのでしょうか?

今、この文章を読んでくださっているあなた!
そうです!あなたです!
是非、一緒に公演をつくりましょう!

次回の公演の観客席をリザーブしておきますね!

2012年4月4日水曜日

気配を感じる

制作日記:しま:アイ

3月30日、『ひらけごま!』にお越し頂いた皆さん、私共の初めての『ひらけごま!』に
お越しいただき本当にありがとうございました。
そして、お手伝いいただいたスタッフの皆さん、大賀ホールのスタッフの皆さん、
いろいろとアドバイスをくださった皆さん、本当にありがとうございました。

昨晩の軽井沢は大嵐。
ものすごい風が家のいろんなところを叩きつける音を聴きながら、私は自分達が
吹き飛ばされてしまわないかどうかとビクビクしていました。
皆さん、大丈夫だったでしょうか?

『ひらけごま!』も大嵐でした!
やっと嵐の後の静けさをとりもどし家の中を見渡すと…、嵐の通り過ぎたあとが
大変なことになっております!片づけねば。

さて、クラッシック音楽家のメンバーと一緒に『ひらけごま!』を作り上げた4か月間を
振り返ると、私は本当にたくさんのことに出会い、たくさんのことを学びました。

「そのものを素直に受け止める」
これは、ギターリスト斉藤明子さんのお父様から頂いた大切な言葉。
ずっと考えさせられ、何度も立ち戻らせてもらうことができました。

また、楽団の素敵な演奏に何度も出会うことができたことも、
私が自分のしているワークショップエンターテイメントを振り返るための良い機会となりました。
あらためて音楽の力ってすごい!!!と感じております。
私も音楽みたいなワークショップがしたいな~

『ひらけごま!』の嵐が過ぎ去った今、「気配を感じる」ということについて考えさせられています。
『ひらけごま!』の次の回へ向けて、そして、私自身の様々な今後のワークショップへ向けて、
「気配を感じる」「自分自身の気配を感じる」「気配が残る」を考えていきたいです。
(自分のメモみたいになってごめんなさい!)

最後に、私が開けた初めての扉。
初めて、花束のプレゼントを頂きました~♪
ワークショップだとプレゼントではなく差し入れとなり、食べ物なのです。
もちろんどちらもとっても嬉しいです!

これからもグルッポ・エマセネポーをよろしくお願い致します!

2012年4月3日火曜日

公演を終えて

制作日記:杉原 桐子

頭からアスパラが生えてくるんじゃないかと思うぐらい考えた長い長い準備期間。
あっけなく終わった本番。
猛スピードで過ぎていく公演後の今。
成し遂げた〜というような充実感はそんなに無く、スケート靴を履いてスーッッとある地点を通過した感じ。
しっかり自分の内に意識をむけて、ぶれないように次の地点へ向かいたい。

2012年4月2日月曜日

こわいもの

「制作日記 山口直美」
怒涛のようにすぎた3月の公演に至るまでの日々でした。
そして4月になり、1、2日と、私は家族と伊豆にいってきました。富士山と、夕日が海にしずむのが見えるオートキャンプ場で、寝袋にくるまって眠った格安旅行です。
今日は、その先の石廊崎まで、行きました。
石廊崎から見える太平洋の水平線は、ほんのりカーブを描いていて、そこに、大島や、神津島など、伊豆の島々が遠くにぼんやり見える景色は、ロマンを感じるものでした。
海は、私にとって、魅力を感じるものである(長野県人だからかなあ?)とともに、こわいものであります。
なんで私は、こわいと思うものが多いのかなぁ?と思いつつ、素晴らしい景色を眺めていました。
人前で演奏するのも、そんな要素があります。
でも、もっとこわく思ってしまうのが、演奏後のお客様の反応なのです。
楽しんでもらえなかったら、どうしよう!この思いはいつも私を支配します。
今回の公演を終えて、いただいた感想は、いい感触のものや、手厳しいものなど、いろいろでした。
でも、そうした中で、いつもより、冷静に受け取っている自分がいました。
もしかして、少し、自分にとってどう?が芽生えてきたかもしれません。
ありのままの自分を受け止める勇気をもって、そして、自分はどうしたいと問いかけ、次のステップにつなげたいです!

2012年4月1日日曜日

初公演を終えて

制作日記:横山晴子

3月30日軽井沢大賀ホールでの初公演が無事に終わりました。
沢山のお客さんに参加して頂き、また、公演に向けてそれぞれの分野で協力して下さった方々に心から感謝しています。

子供たちだけでなく、大人の方の反応もとても良く、楽しみながらそれぞれに感じて頂いたのではないかな?と嬉しく思います。

この公演は、親子向けのコンサートといっても子供が喜ぶ曲を敢えて選んでいません。
曲自体に普遍的なエネルギーがあり、奏者がそこに全力で挑んだ上での音楽の世界を、ステージと客席の関係を越えて共有すること、そこに至る感覚をなおやマンとしま:アイが導くことを目的としていました。

何でそんなコンサートにするのか?それがエマセネポーなのです。

音楽に限らず、1人1人の人が持つ能力というものは、もの凄い可能性があります。
ただ、そこには沢山自分と向き合う必要があります。
エマセネポーのメンバーも正にそうやって日々過ごしています。
音楽もワークショップも与えるのではなく、子供も大人も障害を持つ方も、みんなそのエネルギーを共有するという気持ちでした。

正直このような形は、やってみなければ分からない、また自分たちの力も試されているとも言える事でした。
でも、小さな子供たちでも集中が途絶えることなく、そこで何かを感じてもらえたようで、そういう意味で成功と言えるのではないかな、と自負しています。

ここに来るまでには本当に長い時間議論をしました。
正直、本番はあっけなく終わったようにも感じています。
精神的にも、リハーサルの度にマリンバを運んで体力的にも、本当にパワーを使った公演でした。

音楽だけではここまでの事はできず、また、ワークショップだけでも同じだと思います。
音楽×ワークショップ、その可能性の大きさを私も体験しました。

また、自分自身の奏法や音楽観の進歩も確認し、またこれから!と気持ちを新たにしています。
お客さん、協力して下さった方々、賛助出演の方々、エマセネポーのメンバーへの感謝の気持ちと一緒に・・・。

また次回に向けて、議論は始まろうとしています。
楽しみにしていて下さい!